新型コロナウイルスに打ち勝つために

 

 CDCとは?

 

新型コロナウイルスが世界中に広がり、人類の脅威となっている昨今、日本のテレビでよくCDCという言葉が出てきます。

CDCとは、Centers for Disease Control and Prevention(疾病予防管理センター)の略です。

アメリカ保健福祉省に属する機関で、ジョージア州アトランタ市に本部があります。命を救い人々を守ることを使命に、24時間の無休体制で活動しています。

もともと第二次世界大戦下で猛威を振るっていたマラリアの感染対策のために、1946年7月に伝染病センター(Communicable Disease Center)として設立されました。以降70年以上にわたり、アメリカはもとより世界中の感染症マラリア結核HIV/AIDS、エボラ出血熱、ジカ熱、MERS & SARSなど)の対処、予防のための指導、難民の健康支援を行ってきました。

アメリカだけの組織かと思いきや、実は世界50ヵ国以上に拠点を持ち、スタッフの数は1万人以上の巨大組織です。(中国や韓国にはCDCがありますが、日本にはありません)

半世紀以上に及ぶ数々の実績に基づき、アメリカでは絶大な信頼が寄せられています。この新型コロナ禍においても、連邦政府はCDCの公衆衛生ガイドラインに沿った健康基本方針をそのつどアップデートしながら国民に促しています。

このCDCが新型コロナウイルスについての様々な情報を提供してくれます。

私たちの日々の暮らし方やワクチン接種などについて詳しく書かれており、非常に参考になります。ただ、英語であるためわかりにくいところもありますが、和訳してみてみたいと思います。